位置的優位(投げかけ)

 昨日、サッカーのウェビナーに参加しました。ウェビナーとはweb(ウェブ)+seminar(セミナー)の造語のようで、言葉自体初めて聞きました。

 ウェビナーの講師は鈴木隆二さん(フットサル日本代表U20監督)と坪井健太郎さん(東京ヴェルデイ強化部テクニカルストラテジスト)でした。今年の冬季間で2人組の連携を主にトレーニングの中心にしていたことを覚えているでしょうか?(ワンツーetc...2月中旬以降チームでトレーニングを行っていないので未遂状態ですが)それは私自身が鈴木さん、坪井さんから影響を受けてのものです。坪井さんには、私が2016年に参加したバルセロナ研修において現地の講師及びアテンドをしていただき勉強させていただきました。鈴木さんには、時折行われる札幌での指導者講習会「サッカーに活かすフットサル」というテーマで学ばさせてもらいました。世界を知る指導者の方から学ぶことはとても刺激的で、常にサッカーは恐ろしいスピードで進化していることを実感させられます。

パソコンや携帯電話のOSのように、サッカーでもアップデートの連続です。今日は学んだことをアウトプットがてら、皆さんにも還元できればと思います。



さて、ここからは投げかけです。次回の潮陵サッカー部オンラインミーティングでは、位置的優位について、みんなで話しながら整理していきたいと思います。

1 サッカーの優位性について

サッカーの優位性には3つあります。

①数的優位 ②位置的優位 ③質的優位

最近はこれに加えて・・・④連携的優位 という概念があることを学びました。


2 位置的優位について

昨日のテーマは、位置的優位についてでした。具体的な例の一つとしてライン間のポジショニングがあります。ライン間のポジショニングは説明不要かと思いますが、今回は加えてライン上という概念も含め、そのポジションをとることでどのような影響があるのか。

(鈴木隆二さんの資料に加筆しました)


①ライン間もしくはライン上に立つことの優位性

・このポジショニングで相手DFにどのような影響を与えるか。DF①〜④はどのようなことを考えるだろう?

・相手DFの対応に対して、ライン間(ライン上)の選手、味方A・Bにはどのような選択肢が生まれるか?

・ライン間(ライン上)のポジショニング時の体の向き・ポジションをとる時のランニングスピード・滞留時間は?

・相手の状況によるライン上とライン間の使い分けは?


それでは次回のzoomミーティングで位置的優位をテーマにグループワークしたいと思います。

コロナに負けるな。勉強もサッカーも今できることを地道にやろう!

                               顧問 鈴木 聖也